西村伊作生誕130年・旧西村家住宅築100年記念講演会

 新宮に生まれた西村伊作は、今から100年前の大正3年、市内伊佐田に自分と家族のための住宅(西村記念館)を建てました。それは、今ではごく普通に私たちが住まう「居間」を中心とした住宅ですが、当時の日本人の家としては画期的なものでした。伊作は、明治維新以降も人々の日常生活は旧態依然であることを憂い、この住宅で家族と生活するなかで衣食住の改革に取り組み、世界に生きる日本人のために新しい生活スタイルを提案、全国に発信したのでした。

 建築・絵画・陶芸・教育…、一つの枠に収まらない活動によって、「生活」そのものを「芸術」として生きた大正期を代表する文化人、西村伊作の魅力に迫ります。

 

日時  10月5日(日) 13:00~16:00

 

会場  新宮市福祉センター(新宮市役所前)

 

講演内容・講演者

     ●基調講演「日本の小住宅と西村伊作」

            藤森照信さん(建築史家、建築家)

     ●特別講演「故郷・熊野と西村伊作」

            黒川創さん(作家、評論家)

     ●座談会  藤森照信さん、黒川創さん、田中修司さん(建築史家)

 

★聴講無料、申込不要

 

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