自然探訪スクール追加講座「海ほたるの観察」（９月７日）実施報告

平成３０年９月７日（金）、自然探訪スクール追加講座「海ほたるの観察」を開催いたしました。講座に参加していただいた皆様、講義を担当していただきました瀧野先生、そしてご協力いただきました先生方、誠にありがとうございました。

では、当日の様子をご報告いたします。

午後６時３０分、宇久井ホエールウォッチング乗り場に集合し、瀧野先生から海ほたるの採集方法や、仕掛けについて説明がありました。説明が終わり、仕掛けを海に投げ入れた後、宇久井ビジターセンターに向かいます。

宇久井ビジターセンターに到着してから、瀧野先生が用意してくれた海ほたるを用いて観察を行いました。

海ほたるは体長２～３㎜の甲殻類の仲間の動物プランクトンのため、まずは双眼実体顕微鏡で体のつくりを観察します。

続いて、海ほたるはどうして光るのかを学んでいきます。海ほたるは魚などにおそわれたとき、発光して相手を威嚇したり、オスがメスを誘うときに光ります。体液中にルシフェリンという発光物質とルシフェラーゼという酵素を持っていて、刺激を受けるとそれらの物質が海水中に放出されて、酸素と反応して青白い光を放つそうです。

子どもたちは、瀧野先生が持っているビーカーに入っている海ほたるを真剣に観察していました。