子ども講座「熊野歴史探検」第1回講座「百年前の新宮を見つけよう!」(9月22日)実施報告

平成30年9月22日(土)、子ども講座「熊野歴史探検」第1回講座「百年前の新宮を見つけよう!」を開催いたしました。講座に参加していただいた皆様、講義を担当していただきました中瀬古先生、そしてご協力いただきました先生方、誠にありがとうございました。

 

では、当日の様子をご報告いたします。

 

午前9時30分、新宮城跡に集合し、中瀬古先生から当日の予定、ルートについて説明がありました。

 

 

 

 

 

その後、中瀬古先生が所有している古写真を見ながら、新宮城跡~熊野大橋下の河原~川原屋横丁~速玉大社~仲之町商店街~新宮城跡といったルートで歩き、現在の風景と見比べながらそれぞれが過去の新宮に想いをはせました。

 

新宮城跡

城跡から町を見渡します。現在のNTT東側に池があったことを知り、子どもたちは驚いていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

熊野大橋下の河原

古写真と熊野大橋を見比べ、違いを見つけます。古写真では手すりが木製で、戦時中の金属不足がうかがえます。また、川原にあった川原町の風景とその賑わいを想像します。

速玉大社

門や鳥居の違いを見比べます。位置は変わっていませんが、写真では木製なのに対して現在はコンクリートになっていたり、形が違います。

仲之町商店街

商店街の賑わいを想像します。近代の新宮は、東京から直接文化が流入し、ハイカラな人が多かったことを知りました。

過去の新宮市が実際にどんなところであったか、人々の生活の発展に伴い街がどういう風に変化していったかというところに目を向けて、新宮市内を歩いてみることで、改めていろいろな発見ができたのではないでしょうか。

 

講義の最後に先生は、「新宮市の知識や資料を後世に残し、若い世代の人たちが引き継いでいってもらいたいし、そうならなければいけない。子供たちにもより新宮の歴史に興味を持ってもらうために、今後も活動を続けていきたい。」とまとめられました

 

 

次回の「熊野歴史探検」は11月17日(土)9時30分からで、速玉大社から神倉神社周辺を歩きながら遺跡を見て歩きます。集合場所は、速玉大社の神宝館前、講義名は「新宮の支配者たちの歴史を探る」です。講師は坊信次(ぼうのぶつぐ)先生です。今回参加していただいた参加者の皆様、そして新宮・熊野地方の自然に興味がある皆様の参加をお待ちしております。

 

参加申込は新宮市教育委員会【文化振興課】へ電話・FAX・メールのいずれかでお申し込みください。参加対象者は小・中学生です。(※小学校低学年の方は保護者の方同伴でお願いいたします。)

ご参加お待ちしております。

 

詳細は下のリンクからお願いします。

平成30年度 子ども講座「熊野歴史探検」 申込み方法 スケジュール

 

文化振興課・連絡先

TEL:0735-23-3368

FAX:0735-23-3370

E-mail:bunka@city.shingu.lg.jp