平成２９年８月１９日（土）、熊野学講演会（歴史探訪スクールオープン講座）「平野郷社（杭全神社）縁起絵巻ー大阪平野区杭全神社の熊野信仰ー」を福祉センターにて開催いたしました。参加者の皆さん、講師の鶴崎先生、誠にありがとうございました。それでは当日の様子をご報告いたします。
講義は午後２時から福祉センターで開催され、約８０名の方々が参加されました。講師は鶴崎裕雄先生です。楠本教育長の挨拶が終わったあと、鶴崎先生の講義が始まりました。
今回の講義内容は大阪府大阪市平野区にある杭全神社の熊野信仰についてです。帝塚山学院大学の名誉教授である鶴崎先生に、大阪における熊野信仰について講義していただきました。
鶴崎先生は、杭全神社のある大阪平野区の歴史を平安時代までさかのぼって紹介し、「平野郷社（杭全神社）縁起絵巻」を元にして杭全神社の成り立ちを説明されました。スサノオノミコトの本地である牛頭天王（祇園様）を祀っていた杭全神社がなぜ熊野権現を加えて祀るようになったのか。修験道の開祖である役小角のエピソードや、縁起絵巻から「熊野の本地」を引用し、熊野権現の由来などについて語られました。講義終了後の質疑応答では、参加者の皆さんからの活発な質問がなされました。参加していただきましたみなさん、講義を担当してくれました鶴崎先生、本当にありがとうございました。
歴史探訪スクールの参加申込・お問い合わせは新宮市教育委員会【文化振興課】へ電話・FAX・メールのいずれかでお申し込みお願いします。参加対象者は中学１年生から大人までです。
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平成29年度 歴史探訪スクール 申込み方法 年間スケジュール
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