子ども講座「熊野歴史探検 百年前の新宮を見つけよう!パート2」(10月5日実施報告)

令和元年10月5日(土)、子ども講座第1回講座「熊野歴史探検 百年前の新宮を見つけよう!パート」2」を新宮市内にて開催いたしました。講座に参加していただいた皆様、講義を担当していただきました中瀬古友夫(なかせこともお)先生、誠にありがとうございました。

それでは、当日の様子をご報告いたします。

 

 

 

 

 

 

今回の講座では約10名の方々にご参加いただきました。

 

新宮城跡登坂側駐車場に集合し、そこで当日どのようなコースで歩くのかの説明がありました。

 

 

 

 

 

 

新宮城跡登坂側駐車場の下り坂を少し下ったところで、昔に実際に使用していたモノレール跡の紹介がありました。参加した子供たちは興味深そうに観察していました。

 

その後、仲之町の線路の上にかかっている橋の過去の写真を見ながら、現在と過去の現状を見比べました。そして新宮駅に向けて歩き、昔の新宮駅の写真を見ながらどの位置に何があったのか観察しました。中瀬古先生から、背景の山の形からどちらの向きから撮った写真であったかなどの古写真の説明があり、今の駅前の道路はかつての線路の上にあるので、緩やかなカーブを描いた形の道路になっていると説明がありました。

 

そして、昔の線路の跡を歩きもともと熊野地駅があったところにつきました。新宮は木材によってにぎわったまちであったため、熊野地駅では木材を積み込み鉄道を利用して各地に輸送していました。その後、貨物船の線路跡を歩いて最初の集合場所に戻りました。

 

 

 

 

 

 

講義の最後に、「今日どのように歩いたのかを家で振り返ってもらえればと思う。前回は川を中心に、そして今回は鉄道や道などの交通の変化を感じ取っていただければ。」とまとめられました。

 

 

講義は2時間半ほどで無事終了いたしました。本当にありがとうございました。   次回の講座は10月26日(土)、集合場所は「神倉神社第2駐車場」で9時半から開催します。講義名は「新宮の支配者たちの歴史を探る パート2」です。講師は、坊信次(ぼうのぶつぐ)さんです。

 

参加申込は新宮市教育委員会【文化振興課】へ電話・FAX・メールのいずれかでお申し込みお願いします。参加対象者は小・中学生で、参加費は無料となっていますので、歴史好きの学生さんたちはふるってご参加ください。 詳細は下のリンクからお願いします。

 

令和元年度 子ども講座「熊野歴史探検」案内チラシ

 

今回参加していただいた参加者の皆様、そして新宮・熊野地方の歴史や文化に興味がある皆様。次回のご参加を心からお待ちしております。

 

 

文化振興課・連絡先

TEL:0735-23-3368

FAX:0735-23-3370

E-mail:bunka@city.shingu.lg.jp