~世界遺産登録10周年記念~ 平成26年度熊野学講演会開催(8月24日)

平成26年度熊野学講演会 ~世界遺産登録10周年記念~

                     ―未来に伝えたい―

熊野と宝満(ほうまん)の宗教的景観 

 

◆日時   平成26年8月24日(日)14:00~15:45

◆講師   森 弘子さん(福岡県文化財保護審議会委員)

◆場所   新宮商工会議所(新宮市井の沢 JR新宮駅から徒歩5分) 

◆入場無料、申し込み不要

◆主催   新宮市教育委員会、熊野学研究委員会

[講演要旨]

福岡県太宰府市と筑紫野市の境にそびえる「霊山」宝満山。この山の景観は、貝原益軒をして「満山岩石多くして、其形勢良工の削なせるが如し。誠に奇絶の境地也」と言わしめ、その様は隠国の熊野にも通じるものがあります。

英彦山を胎蔵界とする金剛界の修験の山でもあった宝満山の歴史と、それを未来へ伝えようとする取り組みのご講演から、登録10周年を迎えた熊野地域の世界遺産を守り伝えることについて考えます。

 

[講師紹介] 

 morisensei    ~森弘子さん プロフィール~          太宰府天満宮文化研究所研究員、太宰府市教育委員などを経て、現在、福岡県文化財保護審議会委員。県下自治体の文化財保護 行政と歴史まちづくりに携わる。太宰府市のまちづくりのためのソフト事業「太宰府発見塾」塾長、太宰府市景観・市民遺産会議議長などを務める。主な著書 『宝満山の環境歴史学的研究』 『宝満山歴史散歩』 『太宰府発見』