「空青し山青し海青し 日はかがやかに 南国の五月晴れこそゆたかなれ」と詠まれた熊野。まさに天と地に恵まれています。
熊野は「山の熊野」ともいわれ、海岸からさほど遠くない位置に1,000m級の山地があり、温暖多雨な気候のもとで育まれた豊かな森が広がっています。また熊野は「海の熊野」ともいわれ、東日本と西日本の間の海に、まるでクサビを打ち込むかのように突き出し、きらめく大海原につながっています。人々は豊かな森や海とともに生きながら、その魅力を「神の熊野」として今日まで伝えてきました。
自然との共生。人類のこの課題について、熊野の地から考えてみます。
期間:2014年12月16日(火)~2015年1月11日(日)
会場:明治大学駿河台キャンパス アカデミーコモン1階 エントランスホール
(東京都千代田区神田駿河台1-1)
入場:無料
監修:熊野学研究委員会自然部会 後 誠介
主催:新宮市教育委員会・熊野学研究委員会