中世熊野の水軍領主 ー湊津に立って考えるー
熊野別当家に率いられ、源平の戦いで活躍した熊野の武士たち。
その成立や変遷、支配拠点のあり方は、これまで十分な解明がなされていませんでした。新宮湊の支配に関与した鵜殿氏や、安宅氏・小山氏など安宅荘等の水軍領主を事例に取り、彼らがどのような実力をもっていたのか、海や山とのかかわりから、史料や遺跡に即して具体的にわかりやすく説明します。
◆詳細◆
・日時 令和6年8月24日(土)14:00~15:30(開場13:30)
・場所 新宮市文化複合施設『丹鶴ホール』1階 文化ホール
・定員 100名
・申込先 新宮市教育委員会文化振興課
TEL:0735-23-3368 mail:bunka@city.shingu.lg.jp
申込フォーム https://logoform.jp/f/8iJz6
◆講師紹介◆
高橋 修 たかはしおさむ (1964年埼玉県生まれ)
神戸大学大学院博士後期課程を中退、和歌山県立博物館学芸員を経て
現在、茨城大学人文社会科学部教授
主著 『中世水軍領主論 紀州熊野からのアプローチ』(2023年、高志書院)
『熊野水軍のさと 紀州安宅氏・小山氏の遺産』(編著、2009年、清文堂出版)