６月１７日（火）に第１回歴史探訪スクール
「藤原定家と歩く熊野古道」を開講しました。
講師は山本殖生先生で、藤原定家が後鳥羽上皇の熊野御幸に随行した際の様子を日程と経路をたどりながら説明がありました。記録からは、道中、病を患った定家の大変苦しい雲取越の様子も読み取れました。
また、道中歌われた和歌は、その日の朝に出されたテーマを夜の宴で披露するという大変難解なものでしたが、定家達は周囲の情景を盛り込んだ美しい和歌を複数残した、というお話がありました。
次回は７月１５日（火）に「地図と画像でたどる熊野の近代史」を開講します。
講師は中瀬古友夫先生です。
