新宮古図

1650年頃(江戸時代前期)に描かれたとみられている新宮の地図です。

川・池・堀は青、山は緑、道は朱、宅地は黄色に塗られています。

町や社寺、通りの名前なども記入されています。

今から約360年前の新宮は、熊野速玉大社から城を経て阿須賀神社への道沿いと、

今の国道42号の横町通り沿いに宅地が集中し、他の場所にはありません。

町が速玉大社と城を中心に発展していったことがわかる貴重な古図です。

※新宮古図は新宮木材協同組合に伝わったもので、現在、市立歴史民俗資料館に保管しています。