水野家墓所(新宮城跡 附水野家墓所)

江戸時代、新宮を治めた水野家の墓所です。石階段を登っていくと、16基の大きな墓碑が参道に面して並んでいます。
初代の水野重仲公は、1621年に亡くなり和歌山市の全正寺に葬られましたが、新宮のこの場所にも分骨を納め、水野家墓所が定められました。以後、代々の城主や夫人らの墓碑が建てられました。ただ、この地に本葬されている城主は第9代の忠央(ただなか)公のみで、他は鎌倉や東京に本葬されています。新宮城跡とともに国の史跡に指定されています。

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