阿須賀神社の境内からは、弥生時代末から古墳時代(1700年~1600年前頃)の竪穴住居跡が10棟、
掘立柱建物跡(ほったてばしらたてものあと)が4棟、発掘調査で見つかっています。
発見された建物の跡は、神社の隣にある歴史民俗資料館の入口の前にあり、建物の床の形や大きさがレンガで表示されています。
また、土錘(どすい)(魚をとる網に付けるおもり)や製塩土器(せいえんどき)(塩づくり用の土器)をはじめ、
多くの土器や石器が発見されました。
それらの一部は資料館の2階に展示されているので本物を見ることができます。
住居跡とともに古代の人たちの生活を想像させてくれる品々です。